『規格』という思考停止

2019.05.23.Thu.18:50, auther: shida
category: 家づくりの考え, comments(0), -

 

 

先日伺った、リフォームでお悩みになっていた方の家で

 

その方の話しを聞いていて、軽く腹立つ事がありました。

 

もちろんその家を作ったハウスメーカーに、、です。

 

それも正確じゃないかな・・・

設計担当に・・ かな。

 

 

その方は、キッチンを囲われた感じにしたかったそうです。

流し台の脇に壁が作れないか・・と聞いたそうです。

 

(流し台の脇が通路部分になっているのですが)

通路が狭くなるからできない

と言われた。・・・と言いました。

 

その流し台の長さが結構あります。

 

「この長さが欲しかったんですか?」

と聞くと

「いいえ」

との答え。

 

ハスメーカーとは言え、

キッチンはどこかのメーカーと提携しているだけだから

サイズも形状もいろいろあるはず。

 

流し台の長さを少し小さくすれば、

脇に壁を作る事は何も問題ないのです。

 

その話しをすると

「他のサイズがあったんですかね?何も言われなかった。」

とその方は言いました。

 

ちょっとハウスメーカーに対して

好意的に考えてあげるとすれば、

もしかしたら、キッチンのカタログを見せ

説明はしたかもしれません。

 

 


でも・・・・

 

 

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JUGEMテーマ:住宅

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でも・・・・

 

「お客さん」の側から考えると

その時は、”キッチンを決める事” にしか

意識が向かなかったと思います。

 

別の段階で、「流し台の脇に壁があったらいいな」

と「お客さん」が感じた時には、

もう流し台を選ぶ段階を過ぎているから

サイズがどうのこうの、という事に

考えが及ばなかったとしても

不思議ではないと思います。

 

それくらい、初めて家を建てる人にとっては

ひとつひとつの事を決めるという事に

ものすごいエネルギーを使い

別の新しい事が出てくれば、それに集中してしまい

 

「全体性」とか「関係性」とか

そんな事は、まず考えられないと思います。

 

そこを・・・

 

設計担当者は、フォローし、

悩みを理解し、提案してあげなければいけない。

 

でも、しなかった。

 

 

それは故意にしなかったのか・・・

(その理由は、流し台のサイズが小さくなると

工事費が減ってしまうから。)

 

または

 

その担当者が考えられなかったか・・・

 

 

 

ハウスメーカーの家は

基本的に規格を積み上げる家です。

 

工法から、仕上げ材から、使う材料

使う設備機器など、、、全て。

 

規格品は、便利です。

選べばいいし、マニュアル通りつければいいし。

 

でも、その結果起きてる事、、、わかりますか?

 

 

それは

 

 

 

 

「 考えない 」 

 

 

という事。そして

 

 

「 責任をとらない 」

 

 

という事。

 

 

メーカー側は、何も提案する必要なし

お客さんが選ぶ=お客の責任。

 

何も考えなくていいんですよ。

つまり

 

思考停止 してるという事です。

 

 

まあ、余計な事考え出すと

時間かかって、上司に怒られるだけですし

提案してお客さんが喜んだところで

給料上るわけでもないですしね。

 

値段の高い物勧めてお客さんに選んでもらうほうが

よっぽど、自分の評価が上ります。

 

 

だからと言って

ハウスメーカーの家がダメだと言うつもりはありません。

実際、良く出来てますよ。

 

住んでいる人が満足して、気持ち良く暮らしているなら

それが正解なんです。

 

 

だけど、、、長居してると腹立たしくなってきますけどね(笑)

 

 

 

 

 

**

 

追伸

 

先日久しぶりに入った北千住。

とても楽しい街でした。

(私にとって、ですけど・・・)

 

その時の写真がこちら

【街歩き】北千住・西口

 

楽しい気分になって、一杯飲んで帰りました!

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