奥様nさんにインタビューしましたが、
本当に正直な気持ちを話してくださって
私にとっては、私自身の仕事を見つめなおす
とてもありがたい内容でした。
nさんは、以前の家に
なんだか「ちぐはぐ」という感覚を持っていました。
ドア だったり クロスの色 だったり
キッチン だったり
いろんな要素があって、カチあって
落ち着かない。。
ドアのデザインが主張し、
クロスの色が主張し、
洋室のリビングには続き間になる和室があり
全部が自己主張し合い
声を出し合い
音にならなにノイズがあふれている・・・
毎日毎日毎日・・・
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以前の家の写真が少しあります。
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ドアも、キッチンも、クロスも、和室も・・・
家の重要なパーツなんだけど
選ばれるために、大きな声を上げ続けています。
今の家は・・・・
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今の家は・・・
パーツを選んで出来上がる 家だから。
nさんの前にインタビューした
中板橋の家のKさんが言ってたように
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ハスメーカーの担当者は、最初からカタログ出して
「選んでください」と言います。
建材メーカーは、『商品』が選ばれるように
こってりしたデザインをします。
(そして洗練されてはいない)
薄味の料理と濃い味の料理では、
濃い味のほうが印象に残るのと同じです。
つまり『商品』を見る私達も
並べてあれば「濃い」ほうを選んでしまうのです。
そうゆう『商品』が家の中にたくさん取り付いています。
『商品』・・・ つまり『物』
『物』が悪いわけではありません。
だけど、家のパーツは
全体を形作るために”調和”しないといけないのです。
でも、『物』として存在する限り、決して調和しません。
インスタグラムにUPした
中板橋の家の写真をみてもらうと
『物』として存在するパーツと
『調和』するパーツ
という事をわかってもらえると思います。
↓
https://www.instagram.com/p/BxtiKFJApIl/?utm_source=ig_web_copy_link
**
これは、物が片付かず悩む人も同じだと思います。
物がたくさんあっても、自分の意志で「そこに物がある」
なら別です。それはその人にとっての”調和した状態”だからです。
でもそうではなくて、「悩む」人は
自分の内面と家が”調和してない”という事です。
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私・・・
雑誌とかネットでも人気な 今のリノベーション事例が
なんだか落ち着かないというか違和感があるのは
そうゆう事か。。と、nさんの話しから、納得できました。
「好き」な物を使って家を仕上げる事はいい事ですよ。
でも
あっちはタイル、こっちは木、
そっちはグリーンで、そこはグレー
とか
ともかく要素が多くて
見ていて気持ちが「不安」になってきます。
その「不安」っていうのは
その要素が みな「物」で
みな「大声を出してる」
ように感じていたという事だったんだ。。
あくまで個人の感想ですけどね^^;
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追伸
次回の家づくりの相談会は
5月25日(土) です。
モヤモヤしている状態でも大丈夫です。
家の事でお悩みならぜひ来てください!
有料の相談会ですから、
「こんな状態じゃ」とか
「何聞いていいかわからない」
というのでも気にせずご参加ください。
汲み取り まとめる事 が、
相談会での私の「仕事」です。
ご利用ください。
↓
締切は 5/23(木) です。
GW中に参加してくださった2組の方に
お願いしたアンケートも掲載してあります。
読んでみてください。
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今日も読んでいただきありがとうございました。
感想、ご質問、お問い合せ、お待ちしております。
このメールに返信、もしくは下記よりご連絡ください。
志田
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