ファストハウスはいらない(前)

2020.09.23.Wed.17:58, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

( 30代夫婦の家・鳥牛之家 :路地の雑然さを増やさないようできるだけシンプルに考えた )

 

 

友達が、神戸の塩屋町というところにいて

家を探しています。

自分の家ではなくて

娘さんがお店をやるためです。

 

「こんなのあるけど、どう?」

と相談されているんですが・・・

 

驚くのはその値段

 

延べ床60〜80m2くらいの中古が

300万〜500万くらいであるんです。

駅から徒歩圏内で。

 

いわゆる”神戸市内”からはずれているし

海に面した斜面地のようですが

それにしても安い。

 

東京と比較できるものじゃないですが

そんな値段で家が買えるなら

(もちろん土地の所有権を買う)

若い人だって買えますよね。

 

手に入りやすいからと

わざわざ建売買う必要ないな、

と思ってしまいました。

 

1000万くらい掛けてリノベすれば

構造補強も断熱補強も水回り変える

事もできるんですから。

まるまる完璧に!というわけにはいかないけど。

 

そうすれば

街の空気を壊さず済みます。

 

家の中は住む人が好きなようにしていいと思います。

でも家の外観、、というか存在そのものは

単純に家主の物とは言えません。

 

ひとつひとつの家が街の”空気”を作っています。

 

「街の空気」というものは

「時間」でもあります。

 

ポン!とひとつ新しく変わると

修復には時間が必要になります。

ですから

街の中にあって家というのは、

用心して街との関係を考え作らないと

いけないと思うのです。

 

ハウスメーカーや建売は

その視点がまったくありません。

 

全部がとは言いません。

「わかっている」会社も

「わかっている」建て主も

います。

 

でも、そうじゃない会社も人も多い。

 

やはり家が商品です。

商品であるからには

それ単体だけに注目します。

そして集中して考える事は・・

 

「それなりのものをそれなりに安く」

 

それを否定はしません。

誰だって安いのはうれしいです。

 

だけど

「安さ」を求めているので

余裕がない・・?

 

うまく説明できないのですが・・

 

「自分の事だけ」って感じがあふれていて。。

 

 

いろんな材料があって

いろんな工法や技術があって

どんな事も実現できてしまう今、

街は

ファストファッションの商品棚のようにも見えます。

 

(つづく)

 

 

−−−−−−−−−

JUGEMテーマ:住宅

−−−−−−−−−

 

家を建てる、

家を買う、

 

大きなお金が必要だし

人生において大きな決断です。

 

だから失敗したくない。

 

もちろんそれは

その通りだし、よ〜くわかります。

だけど気持ちが張り過ぎて

自分を守る意識が強くなり過ぎるようになった時

 

判断基準は「お金」しかなくなってしまうような気がします。

そうなると、必ずいろいろ問題が起りはじめます。

 

 

家づくりの考え方についてコラムを書きました。

読んでみてください。

注文住宅で後悔しないためにやるべきこと

 

少しでもご参考になる事がありましたら

「いいね」クリックしていただけると

励みになります。

 


 

あなたに一番いい家とは

2020.09.23.Wed.17:18, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

( 70代自宅リノベーション・上高田の家 「好きな器を全部並べて暮したい」を実現 )

 

 

「やっぱり木はいいな〜」

と思います。

 

「木がいい」とは言っても

私の場合には

主に「床」に使う事ばかり考え

その良さを話しています。

 

木の効果も、

よい事がたくさんあって

床に限らず、家中の仕上げを「木」

にすれば、

中で暮らす人にはいい事ばかり

なのかもしれません。

 

ただ・・私の場合、

床以外、それほど多く木を使いません。

 

「木を使う事の良さ」は十分にわかっています。

家中に木を使う家をお勧めするべきなのでしょう。

 

でも

家中に木を使う家・・が、ちょっと苦手です。

 

「木が好き」「木はいい!」と言ってるのに・・

何言ってるの?・・・ですよね。

 

でも、室内全部「木」・・・じゃないんですよね。

私にとっては。

 

だから、

ログハウスって、

いいとは思うけど

自分が住みたいとは思えないんです。

 

木の量が圧倒的になると

なんだか落ち着かなくなるんです。

 

木の床とともに

白い壁も欲しい。

 

その二つがないと

たぶん、私は・・・

 

落ち着けない。

安らげない。

安心できない。

楽しめない。

 

 

白い壁は、

左官の塗り壁であるのが最高ですが

それができない場合には

白い塗装、、最後は

珪藻土クロス

が最低限、「いいと思える材料」です。

 

でも

木の床と白い壁が

誰にとっても最高!・・・

だとは思っていません。

 

もしかすると

あなたにとっては違うかもしれない。

 

あなたの好きなもので作られた家が

あなたにとって一番いい家です。

 

私はそれを尊重します。

 

もし、「壁も天井も木にしたい」

と言われるのであれば

それがいいと思います。

 

いろんな人が、それぞれ「いい」と思うものを

「これいいですよ!」と勧めます。

 

一般的に「良い」と言われる事に

一度は耳を傾けてみてください。

 

それはあなたにとっても「いいもの」なのか?

あなたが「いいと思うもの」よりも「いいもの」なのか?

考えてみてください。

 

そうやって

あなたの「いいと思うもの」を計ってください。

ゆるぎないのなら、それは本当に「いいもの」です。

 

あなたにとっての

本当に「いいもの」で家を作ってください。

それが「一番いい家」です。

 

 

あなたはどんな家がいいですか?

人の考えにぶれずに

考えてください。

そして

実現してください。

 

 

---------------------

JUGEMテーマ:住宅

---------------------

安物買いの○○失い

2020.08.25.Tue.19:11, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

 

 

安物買いの銭失い

 

という諺(ことわざ)があります。

辞書によれば

 

安価な物を買うと、

品質が悪かったり

すぐに買い変えなければならず

かえって損になる

 

という事。

 

改めて言われるまでもなく

おわかりだと思います。

 

昔は職人の誇りがありましたから

「安かろう悪かろう」

ではなかっただろうけど

 

今は、

「安い物には安い理由がある」

ですね。

 

不要なコストカットをして

安い物が手に入るのはありがたい事です。

 

ただ、そのコストカットは

耐久性や素材にも及び

製品の質に現れます。

 

諺通り、

ずっと使い続けるられる物ではありません。

 

だからといって

安い物は全部ダメな物か?と言えば

そうでもありません。

 

100円均一のものでさえ

ある程度のデザインがされてきて

「悪くはない」ものが増えています。

 

 

結局

 

払ったお金に対して

どれだけ自分が満足できるか

 

という事ですね。

 

ただし

素材でコストカットしている以上

 

「質感」は、やはり劣ります。

 

 

「質感」とは

それを手にした時に感じる

 

気持ちの充実度

幸せ感

 

です。

 

例えば

100円均一のタオルと

今治タオル と

比較したら

 

持った瞬間に感じる

タオルの緻密さ とか

思わず顔をつけたくなる衝動 とか

顔に当てた時の幸せ感 とか

 

まるで違いますよね。

 

 

「 安物買いの○○失い 」

の 「○○」 に入るのは、

「銭」というより

 

「感動」

「充実感」

「幸せ」

 

だと思います。

 

 

家で考えた時

 

「ローコストの家」は

手に入れた時の「感動」はあるかもしれませんが

家としての「充実感」や「幸せ感」は

低いと思います。

 

ただ、ローコストのハウスメーカーも

高級なハウスメーカーも

標準仕様は健在メーカーの材料ですから

それほど違いがありません。

1億超えるマンションだって同じです。

 

やはり

家としての「充実感」や「幸せ感」は

それほど高くはないと思います。

 

ただし、

私達のほとんどは、

そういう家で育ってきて

そういう家があたり前ですから

「充実感」や「幸せ感」なんて

わからない感覚かもしれません。

 

でも、使う家の素材によって

「充実感」や「幸せ感」は

確実に上ります。

 

私が

「床を無垢の木にしましょう」

と言うのは

本当に家の質が変わるからです。

 

たったそれだけでも

「充実感」「(そこに居る)幸せ感」

をあなたは感じてもらえます。

 

決して高価な材でなくても

それを手に入れる事ができます。

 

ぜひ考えてみてください。

 


 

―――――――――

JUGEMテーマ:住宅

―――――――――

 

 

 

家づくりの相談会@新宿

 

に来てくだされば

無垢の杉板のサンプルをプレゼントいたします。

(ご希望なら・・・ですが。)

 

よくあるような10cm角とかの小さなものではありません。

長さ30cmくらい。「板」を感じてもらえるサイズです。

 

ご興味ある方は

ぜひご参加ください。

 

 

月に2回ほど開催しています。

こちらご覧ください。

 

家づくりの相談会@新宿

安物買いの○○失い

2020.08.19.Wed.18:40, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

( 床材はクルミ。 70代「これからの人生を楽しむため」にリノベーション・上高田の家 )

 

 

 

安物買いの銭失い

 

という諺(ことわざ)があります。

辞書によれば

 

安価な物を買うと、

品質が悪かったり

すぐに買い変えなければならず

かえって損になる

 

という事。

 

改めて言われるまでもなく

おわかりだと思います。

 

昔は職人の誇りがありましたから

「安かろう悪かろう」

ではなかっただろうけど

 

今は、

「安い物には安い理由がある」

ですね。

 

不要なコストカットをして

安い物が手に入るのはありがたい事です。

 

ただ、そのコストカットは

耐久性や素材にも及び

製品の質に現れます。

 

諺通り、

ずっと使い続けるられる物ではありません。

 

だからといって

安い物は全部ダメな物か?と言えば

そうでもありません。

 

100円均一のものでさえ

ある程度のデザインがされてきて

「悪くはない」ものが増えています。

 

 

結局

 

払ったお金に対して

どれだけ自分が満足できるか

 

という事ですね。

 

ただし

素材でコストカットしている以上

 

「質感」は、やはり劣ります。

 

 

「質感」とは

それを手にした時に感じる

 

気持ちの充実度

幸せ感

 

です。

 

例えば

100円均一のタオルと

今治タオル と

比較したら

 

持った瞬間に感じる

タオルの緻密さ とか

思わず顔をつけたくなる衝動 とか

顔に当てた時の幸せ感 とか

 

まるで違いますよね。

 

 

「 安物買いの○○失い 」

の 「○○」 に入るのは、

「銭」というより

 

「感動」

「充実感」

「幸せ」

 

だと思います。

 

 

家で考えた時

 

「ローコストの家」は

手に入れた時の「感動」はあるかもしれませんが

家としての「充実感」や「幸せ感」は

低いと思います。

 

ただ、ローコストのハウスメーカーも

高級なハウスメーカーも

標準仕様は健在メーカーの材料ですから

それほど違いがありません。

1億超えるマンションだって同じです。

 

やはり

家としての「充実感」や「幸せ感」は

それほど高くはないと思います。

 

ただし、

私達のほとんどは、

そういう家で育ってきて

そういう家があたり前ですから

「充実感」や「幸せ感」なんて

わからない感覚かもしれません。

 

でも、使う家の素材によって

「充実感」や「幸せ感」は

確実に上ります。

 

私が

「床を無垢の木にしましょう」

と言うのは

本当に家の質が変わるからです。

 

たったそれだけでも

「充実感」「(そこに居る)幸せ感」

をあなたは感じてもらえます。

 

決して高価な材でなくても

それを手に入れる事ができます。

 

ぜひ考えてみてください。

 

 

 

 

−−−−−−−−−−

JUGEMテーマ:住宅

「質」とは何か・・

2020.06.29.Mon.18:56, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

( 築10年中古購入&リノベーション  i : y o イヨ )

 

 

前回のメール
 

家で一番大切な事は・・

 

で、一番大切な事は

 

家の質

 

と書きました。

 

素材の質、それが作り出す「空気感」の質。

 

では、その「質」って何だ?

と疑問に思いますね。

 

まあ、、、イメージされてるだろうけど

 

無垢材、本物の材料、自然素材

 

実際、そういうものを使うほうがいいので

そういう事なんですが

 

たとえば「木」を考えます。

 

木 と言っても、丸太から

1mm以下に薄〜くした「つき板」と呼ばれる

紙のようなものまで、

本物の木です。

 

「つき板」とは、貴重な木をかつらむきして

うす〜く作りだしたもので

ベニヤの表面に貼り付け使います。

 

壁の仕上げに使う事ありますが

家具屋さん使ったりもします。

 

超高級なものは無垢材をそのまま

使うかもしれませんが

普通は、側面や収納内部や扉に

つき板を張ったものを使います。

 

表面だけ「その木」です。

それが悪いわけではありません。

 

テーブルの天板も、つき板貼りのものがあります。

 

それと、無垢の厚みのある板と比べると

 

感じ方が違います。

「つき板」を張ったほうは

なんとなく薄さを感じます。

 

並べて比べないとわからないかもしれませんが

厚みのある板からは

「充実感」みたいものを感じるんです。

 

 

もうひとつ例を出します。

 

珪藻土と珪藻土クロス。

 

珪藻土は、下地の石膏ボードの上に

中塗り在を塗りその表面に塗ります。

2〜3mmくらいの厚さです。

 

珪藻土クロスは

珪藻土をわずかに混ぜたクロスです。

私はよく使いますが、

厚さでいえば、クロスですから

0.2mmとか、0.3とか、そんなもんです。

 

左官で塗ったものとは、ぜんぜん違います。

(珪藻土クロスを使うのは、別の意味もあって使っています)

 

 

木 と 珪藻土 を例に出しましたが

厚さが違うと感じる事が違うという話しです。

 

厚さのあるものは

「信頼感」を感じます。

「重量」を感じます。

それらが

「充実感」になります。

 

 

全て表面のうす〜い物で作られた部屋と

厚みのあるもので作られた部屋と

想像してみてください。

 

どちらが「安心」できそうですか?

 

たぶん、うす〜い物に対して安心感は湧かないと思います。

 

家とは、仮設のものではないので

「安心感」が大切です。

 

ここまでの話しで

 

要するに

 

質 とは 厚さ

 

と言ってもいいかもしれません。

 

 

ビニールクロスの壁天井で

普通のフローリングの

マンションの部屋を想像してみてください。

 

どこもかしこも「ペタペタしてる」感覚・・・

湧いてきませんか?

「ペタペタしてる」事を意識してしまうと

なんだか落ち着かない感じ、、しませんか?

 

その部屋の床に

厚さ1.5cmの杉板を張ります。

 

杉板じゃなくてもいいんですが

これまで杉板を推薦してきた都合上

とりあえず杉板。

 

それだけで本当に部屋が変わります。

 

目でみて感じるもの・・

足で触れて感じるもの・・

 

まったく変わります。

そして部屋の空気感も。

 

それだけでなんだか「ほっと」できるんです。

家の中の時間も変わります。

あなた自身の気持ちが変わってくるんです。

 

 

家中ぜんぶ無垢材・自然素材を使ったら

本当にいいんです。

でもそれは予算も増える事でもあります。

 

もし・・

床に本物の木を張る事ができないとしたら

 

厚さのある本物の木のテーブルと

無垢の木在で作った椅子を置いてください。

 

部屋の中全部が変わるわけではありませんが

テーブルに座って手を板の上に置いてる間

あなたの気持ちはほっとできるはずです。

 

 

「厚さ」の意味は、もうひとつあります。

 

それは、時間 です。

 

作るのに掛った時間

出来上がるのに掛った時間

この世の中に存在しつづけている時間

 

時間は物ではなく、とどまる物でもありません。

でも、

気がつかないうちにつもっている「塵」のように

積み重なる物でもあります。

 

物の色や状態の変化

使い込まれたわずかな変形やキズや擦れ

 

そんなものが、積み重なる時間 かもしれません。

 

積み重なった時間は

その時間が経たなければ

備わる事ができません。

 

時間の厚み・・・

大切です。

 

ヴィンテージ とか アンティーク とは

時間の厚みをともなっているから

価値があります。

 

木のテーブルと同様に

そういう物でも

私達は、満たされます。

 

 

家の質・・・

 

「質」と感じるものは

あなたと私は違うかもしれません。

 

でも 質 が大切なのは絶対にそうなのです。

 

あなたが「質」を感じるもの

考えてみてください。

 

 

 

 

−−−−−−−−−

UGEMテーマ:住宅

−−−−−−−−−

家で一番大切な事は・・

2020.06.26.Fri.19:06, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

( 家族4人の小さな家 マニハウス ・インタビュー )

 

 

 

Houzz に私の新しい記事が公開されました。

家の中にひとやすみスペースをつくろう

 

 

 

記事に

コメントをいくつかいただきました。

 

やりとりの中での話しです。

 

 

 

多くの人が家を考える時に

家の機能(スペック)を意識します。

断熱性能のレベルとか耐震のレベルとか

どんな工法とか、断熱材は何を使うかとか

換気はどうするのか、とか、とか・・・。

 

それはもちろん大切な事です。

私も日々勉強してます。

適当には考えていません。

 

でも、それは別に声高にアピールする事でもないと思っています。

自分が設計する家はいつも

自分が住む事をイメージしています。

だから、適当に考える事ができません。

 

「家の性能」はお金に反映します。

高いスペックを求めるなら、予算も必要です。

 

確かに高断熱の家は、

少ない光熱費で快適かもしれません。

 

ただ、そんなに性能の数字を追求しなくても

そんなに寒くなければいいな

と思っています。

 

真冬に半袖いる、なんていうのはちょっと違う気がします。

ちょっと羽織って調整できるくらいでもいいかな。。

それより、家中、ある程度変化のない室温にしたいです。

 

それは、超高性能じゃなくても実現できます。

 

改めて言いますが

そういう事は大切です。

ただ、一番大切だと思うのは・・・・

 

家の質

 

 

質です。

 

 

簡単に言えば、

素材 とそれが作りだす空気感。

 

 

多くの人は、ある程度の大きさを求めます。

家の大きさに比例して金額が上ります。

大きさを実現するために

家に使う素材に、

金額が安くなる工業製品を使います。

 

ビニールクロスの壁天井

木柄のシートフローリング

同様なシートが張られた建具や家具

 

どれもこれもピカピカで見た目キレイ。

 

だけど

表面の1mm以下のプリントで作られた世界。

 

 

そういう世界にあなたは

満たされますか?

 

私は、実際に新築のマンションの部屋に入ると

とても気持ちが落ち着きません。

気持ちの行き場がない

と言ってもいいかもしれません。

 

ちょっと何かぶつけてキズがつくと

表面がはがれます。

 

たとえば「木のナチュラルな部屋」

と思っていたのが、

はがれてしまうのです。

 

大袈裟だけど

だまされていたわけです。

 

多くの人は、そんなふうに思わないかもしれない。

たとえば、キズがついてはがれても

フローリングってそういうもの。

木ってそういうもの。

 

と思うかもしれません。

それはそれで別にいいのかな?

 

私は悲しい。

表面だけつくろわれ

大事にされてなかった・・・

という感じがします。

 

 

そういう物達は、

時間とともに劣化します。

ボロボロになります。

ますます「私」と気持ちが離れていきます。

 

 

「質」のある物も

もちろん時間とともに劣化します。

ただそれが受け入れられる。

劣化しても、その物自体は変わらない。

劣化が 「味わい」や「個性」に変わっていきます。

 

人間だって歳をとる事は劣化ですが

「成長」だったり「深み」だったり「個性」になります。

 

つまり

時間の経過を”ともに”できるのです。

 

 

Houzz の記事

家の中にひとやすみスペースをつくろう

 

でいただいたコメントのやりとりで

私は

 

スペックとは少し距離をとりたい

 

と書きました。

それに対して

 

家づくりを2〜3度経験すれば

そういう事を感じるのかもしれないですね

 

というお返事をもらいました。

 

 

もちろん経験しないとわからない事はたくさんあります。

1回より2回、3回と経験したほうが

自分にとってよい家が作れます。

でもそれは

 

スペックをどうすればよかった、という事より

 

使いやすさとか

あまり作りこまないとか

いい材料を使ったほうがいいとか

 

そういう事がわかるのです。

 

でも・・

3回作った人と全く同じにはならないけど

どういう事が大切かという

他の人の話しに耳を傾け

 

何を大切にすればいいかを

知ればいい。

 

知れば、考えられるます。

 

 

私も、いつも同じような事言ってますが

それに興味を持ってもらい

少し向き合ってもらえれば

あなたの家は、、、、変わります。

 

--------

JUGEMテーマ:住宅

照明が部屋を豊かにします

2020.05.15.Fri.20:02, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

( 都心、独身者の家 LWH002 )

 

家を設計するには

考える事が山のようにあります。

その数だけ「決める」決断が必要になります。

 

結構辛かったりします^^

 

ハウスメーカーなどの場合

少しは「オーダー」で考える部分はあるでしょうけど

それ以外は会社の「仕様」の中で

「選べばいい」のですから、楽だよな〜

とつくづく思います。

 

仕様書があって記号を記入すれば

平面図さえあればできてしまいます。

 

正直、その楽さにうらましくも感じますが

そうやってできた家に何も魅力を感じないから

こうやってオーダーの家を設計してるので

しょうがないですね。(苦笑

 

だけど

設計の中の作業がすべて好き・・・

というわけではありません。

「キライ」な作業もあるんです。

 

一番キライなのが・・・

照明器具を選ぶ事・・・

そのために照明器具メーカーの

分厚いカタログをいくつも見ます。

 

だいぶメーカーを絞りましたが

それでも「探して選ぶ」という作業が必要で

本当にキライ。。

 

最近はWEBカタログがだいぶ見やすく

はなってきたのでそちらを見る事も増えてます。

でもやってる事は同じ・・・

苦痛でしかありません。

 

楽しくないんです。

 

その理由が今日わかりました。

 

カタログ見ても

欲しい照明器具がないから探し回り

しまいに”イメージに近い器具”に

自分を納得させていました。

 

要するに

好きじゃない物を

無理やり選ぼうとしてる。

 

そりゃあ、、、イヤなわけだ。

と納得しました。

 

〜〜〜〜〜〜〜

私がモヤモヤしていたとしても

選んでいるものはできるだけ

存在感のないものを選んできましたので

ほとんど影響はないんですが・・

〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ネットで検索する割合が増えています。

そうすると

楽天とかに出展してる店の器具のほうが

大手照明メーカーのものより

100倍いい。

 

「これいいな〜」と思って

そのお店のページで探してるほうが

楽しいです。

 

これから

ネットで探そうかと思います。

 

 

照明の事は

あまり考えないかもしれませんが

できればいろんな事例見る時に

照明も気にしてください。

 

照明器具が・・

というより、光の使い方です。

 

光によって部屋の雰囲気はぜんぜん変わります。

 

昔はそんな事を考えず

天井のまん中に大きな照明器具をつけ

「全体が明るければいいでしょ!」

「何も問題ないでしょ?」

作る側も住む人も、そう考えていました。

 

今はそうじゃないです。

それが好きならいいんですが

 

それしか知らないから、、というなら

天井の照明を付けず

部屋の四隅にスタンドなどを置いて

電気を付けてみてください。

 

ぜんぜん違う部屋になります。

落ち着くと思います。

光によって影が生れ深みができます。

 

 

建築家は結構

間接照明や器具が見えない照明が好きです。

でも住宅で考えた時

たとえば

天井に段を作り、そこにライン型LEDで

間接照明を作る家がよくあります。

それを見て・・・

 

「その段にたまったホコリってどうするんだろう?」

と思ってしまいます。

私はそんなところの掃除をしたくはありません。

 

 

とは言いつつ、私にもそんな考えをしていた時期もありました。

 

今は・・・器具が見えてもいいと思っています。

だからこそ、好きな形のものが欲しい!

 

いろいろ探していて

「これってすごい」と気が付いたのが

(いまさら・・)

ピンタレスト (Pinterrest)

たとえば → こんな感じ

 

照明好きでこだわりのある人が

いろんな器具を集めてくるんですから

照明メーカーのカタログ見てるより

欲しいものに簡単に近づけます。

それに楽しい!



その中の写真をめぐっていて

こういう会社を見付けました。

 

TAiGA Lump

 

APRO

 

 

 

あなたも好きなメーカーを見付けてみてください。

 

 

ネットで、こういう小さなメーカーに

アプローチできるようになった今

もう大手照明器具メーカーは

 

先がなくなっていくような気がします。

 

 

 

 

−−−−−−−−−

JUGEMテーマ:住宅

ウチ(家)がいいのはあたり前!

2020.04.08.Wed.17:50, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -


日曜日、サトサトにちょっと用があって伺いました。

 

= = = =

築30年2度目のリノベーション: sato*sato サトサト

 

⇒ 完成時

 

⇒ 1年後

 

⇒ 3年後・施主インタビュー

= = = =

 

工事したのが2013年。

当時1年生だったお嬢さんは今、中学生。

あっという間です。時が経つのは。

 

2020年・・・

 

一瞬にして世の中の状況が変わってしまいました。

施主ご夫婦も在宅勤務になりました。

 

リビングに作ったカウンターがあります。

当時、奥様がちょっと仕事する時に使うようにと、作りました。

その後、あまり本格的に使われる事がなかったのですが

 

在宅になり「ようやく使うようになりました!」と。

 

作っておいてよかったです。

 

ビデオチャットで会議する事もあるそうですが、

その時に、背景で映る部屋を見て

「いい家ですね」

と褒められるそうです。

 

その話しをしていて奥様が

「うちがいいのなんて当たり前!」と

言われました。^^

 

名言ですね!

 

そこまで言えるほど「家」を好きでいてくれて

設計者としてはうれしい限りです。

 

写真は撮らなかったのですが

(すごく後悔!)

本当にいい家なんですよ。^^

 

話しのネタとして言ってるわけじゃないです・・・

本当なんです。

 

みなさんに見て欲しいですが・・・

 

奥様も今は仕事が忙しく

「気持ちに余裕がなくて・・」

と言われます。

それは、とてもよくわかります。

 

 

もし機会ができたら、お願いしたいと思います。

 

 

でも、、

2013年の工事をしていなければ

家は、、、というか家に居る時の気持ちが

全然違っていたはずです。

 

工事前は、

不満がいっぱいで「楽しく暮らしていけない」 と言われていたのですから。

 

 

気持ちが暗くなることばかりの今

「いいのはあたり前」と言ってもらえる家は

どれだけご家族の気持ちを安らげていることか。。

 

 

 

====

JUGEMテーマ:住宅

====

 

 

 

こんな時だからこそ

不安に心を取り込まれてしまうのではなく

好きな事、楽しい事、希望を持てる事を

考えたてみましょう。

 

どんな事態になろうとも

うつらない事、うつさない事を考え行動するしかありません。

心を平穏に保ち、正しい情報を手にいれましょう。

 

がんばりましょうね。

 

 

家の事・・・考えてみてください。

いろんな事、妄想してください。

人知れず、ニヤっとしてください。

 

家の事話したくなったら

いつもでご連絡ください。

 

 

⇒ info2.scoco@gmail.com

現場へ行く緊張感

2020.04.08.Wed.17:42, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

 

今日は、千住のリフォームの現場に行きました。

 

着工してからしばらく経ち

床の杉板張り、間仕切り壁が終わっていました。

 

図面は何度も何度も考えた結果が

書きこまれているので

おおきくはずした工事がされている事はありません。

 

それでも、ちゃんと出来ているか?

ドキドキしながら現場に入ります。

ダメなところはやり直してもらわなければいけません。

しょうがないんだけど

気は重いです。

 

だからできるだけあやふやを残さない図面を作ろうと思っています

 

 

それでも微調整は必要。

特にリフォームでは、

工事始めてからわかる事がたくさん出てきます。

 

そこはいつもの職人さん達なので

何事もなかったようにうまくやってくれていますが。

 

例えば、今日は・・

天井の点検口が、元の位置では使いづらいと

別のところに移動されていました。

 

「その後」を考えてくれています。

 

職人さんは、メーカーの仕事をやる場合は

(全部の人がそうではないでしょうけど・・)

「言われたことだけしかやらない」です。

 

余計な事をするとどんなペナルティーがあるかわからないし

そんな事をやるほどの手間代もないから。

 

 

そうそう、もうひとつ・・・

 

電気屋さんが付けた機器の位置が

見た目によくないと、「少し下げましょうか」

と自発的に考えてくれます。

 

リフォーム会社と比べれば高いかもしれない。

でも、その現場に使われない

管理費や広告費や諸経費を引けば

どちらが実際に作る物にお金が多く使われているか・・・

わかりますよね。

 

職人の仕事ぶりが、、当然違います。

 

仕事は早いので、

「あとで考えよう」なんて思っていて忘れると

「もうできてます」と言われるるので

緊張します。

ある程度終わるまでは。。

 

 

==

JUGEMテーマ:住宅

==

 

 

千住大橋の家は

 

6年くらい前、ある大手ハウスメーカーで建てた家です。

私にお話しをしてくださった時、奥様は

やはり家に不満がいっぱいでした。

 

最初の家づくりで満たされなかったのです。

その後、ご家族が増え、 状況が変わってしまった事も理由にはあります。

 

時間を掛けて設計しました。

最後に

「もう大丈夫ですか?」と聞くと

「大丈夫です」と言われました。

 

 

でも今、

住みながらの工事で大変で

「大丈夫」じゃないかもしれないけど。。

 

奥様は毎朝職人さん達と話しをしてるみたいで

それは、最初の家づくりではなかった事。

ご自分が納得できる家づくりの最中です。

 

工事の様子をブログにUPしました。

 

 

千住大橋の家 工事中(1)

 

千住大橋の家 工事中(2)

 

やっぱり、家っていいな〜と思います

2020.04.06.Mon.20:48, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

( 家族3人と猫の小さな家 LWH003 )

 

 

 

LWH003は、家族3人と2匹の猫が暮らす小さな家でした。

ご主人の仕事の関係で転勤になり

その家を賃貸にする事になりました。

 

 

そのLWH003ですが、施主の御厚意で見学会をさせていただきました。

 

その時の事を、ちょっと、ブログに書きました。

さよなら 小さな家LWH003

 

 

 

 

LWH003の特徴のひとつが、2階のロフト。

 

お子さん連れの方もいらしたのですが、

ともかくお子さんには喜ばれます。

でも大人も目が生き生きします^^

 

そのロフトをどう使うか・・?

法律的には、収納 です。

でも現実には、様々な使い方をされています。

そんな事は誰でもわかっていて、

実にグレーな存在ですが、

小さな家の場合には特に

ロフトは有効です。

 

LWH003の場合には寝室と使っていました。

 

ある方は言いました。

自分自身がいっぱいいっぱいになってしまった時

「逃げ込むのにいいかも」

 

家族でもあってお互いの存在が苦しくなる時があります。

そんな時、ふと身を隠せる場所がある事は

大切です。

 

いい夫婦・・ いい親・・ で

いつもいられるわけではないですもんね。

 

でも・・・

その、、、

自分が無理しすぎて目一杯になっている

と気付く事って

すごく大切だと思います。

 

みんな頑張ってますよ。

 

でも頑張れない時もある。

 

気付いてあげましょう。

理解してあげましょう。

自分が自分を。

 

 

元気な時・・・

元気な人・・・ は

 

はっきり言えば家なんてなんでもいいんです。

外にエネルギーが向かいますから。

 

本当に必要なのは、

弱った時。

疲れた時。

 

そんな時に

守ってあげる家・・

そっとそばにいてあげる家・・

 

 

仕事だからというのもあるけど

ずっと家の事考えて来て

最近、そんなふうに思っています。

 

 

家は単なる物体ではなくて

命のある存在です。

(おかしい人と思われるかも。。)

 

でも、そうゆう命の温かさみたいなイメージを持つと

自分の家って、いいな〜・・ ありがたいな〜・・

って思うんです。

 

はたしてLWH003が、そういう家だったのか・・?

ご家族を守ってあげたのか・・?

奥様がメールで書かれました。

「4年間、わたしたちの安心基地でいてくれました。」

 

守ってあげたんだね。

 

よくやった!

 

「影」は心地良さの要素のひとつ

2020.03.20.Fri.12:00, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

( 都心の小さな家 LWH002 )

 

 

 

気に入っていた雑誌が、休刊になってしまいました。

発行していた親会社?が破産してしまったので

たぶんもう発行される事はないのでしょう。

 

その雑誌とは

nice things

と言います。

 

こちらで立ち読みできます。

ビューン

 

何が好きだったかというと

まずは写真が好きでした。

 

外人の女性モデルを使った表紙は

構成がシンプルで

芯があって、どこか建築的で

どこか絵画的で

毎回楽しみでした。

 

そして記事。

基本的に何か物作りをしている人達を

取り上げていた雑誌です。

 

取材はとても丁寧にされて、きちんと

それを伝えようするライターや編集者の

気持ちが伝わってくる感じがしました。

 

- - -

今思えば、この雑誌づくりをする人達が

職人のようだったのでしょうね。

そんなふうに感じていて好きだったのかも。

- - -

 

それぞれの写真や記事には、

影・・・悪い意味ではなく、、、がありました。

 

人の気持ちや仕事を

真面目に理解し伝えようとするほど

書く側の気持ちは深くなっていく・・・

そんな気がするんです。

 

それが 影 となる。

 

もちろん

明るさや華やかさを伝える事が目的の場合には

そういう写真や記事になります。

 

これは個人的な感覚ですが・・・

あまりそういうのは 心に残らない。。

心の表面をなでられてざわつきますが。。

 

影があるからといってかならずしも残る

とは言えませんが

なんだか心に中の方?・・深い方に・・

引っ掛かります。

 

家・・ 建築・・ には

光と影というのは必ずセットなのですが

傾向としては、

光が強い、あっけらかんとしてるものが多いし

多くの人はそれを求めます。

 

 

大きな窓で日の光が

隅々まで満ちてるような

リビング・・・

 

多くの人は好きでしょう。

 

でも私は、、、ちょっと辛い感じがしてきます。

 

窓を小さくして光をしぼり、

ちゃんと影があるほうが

ほっとします。

 

暗さって、、、決して悪い事ではないと思うんです。

家というのはそもそも

外と隔て身を守る場所でした。

 

あっけらかんとした家は

家と外をいっしょにしようとするもの。

その場合、

家の中にまた家が欲しくなってしまいます。

わざわざ 影 をつくるようなものです。

 

私は、、、

影があるから心地いい。

 

暗いところ 

という意味ではなく

ほどよい暗さのある場所

という事です。

 

 

 

 

私も前は、明るい家をイメージしていました。

 

暗い 部分がある事が怖かったから・・

と言ってもいいのかもしれません。

 

 

今は、暗さをそれほど怖くないという感覚はあります。

窓がいくつかあれば、そんなに暗くはないんです。

 

昼間・・照明がいらない明るさ

 

それも悪いとは思いません。

でも

昼間に照明をつけて補う事も

そんなに悪い事じゃないな〜

と思えるようになりました。

 

だから、

ほどよい暗さがあってもいいと思うのです。

 

 

歳のせいなのかもしれませんけどね。。

 

 

 

 

**

 

18年前に設計した家をリフォームしました。

先日工事が終わったばかり。

 

写真をホームページに掲載しました。

築18年目のリフォーム K-house

 

大きな工事ではないので

写真も少しです。

 

この家は、どちらかという暗さがあります。

18年前は、なんとか明るくしようと

いろんな事を考えたんですが

都心の密集地で家の回りには空きがあまりなく

結果としてそんなに明るくないんですが

今となっては

程良い

と思います。

 

でも、新しく住むご家族は

明るい照明にしたいようです。

それはそれで、いいと思います。

 

 

 

 

 

====

JUGEMテーマ:住宅

家は、逃げ込める場所

2020.02.15.Sat.15:37, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

( バイクガレージハウス LWH001 「ひと言で言うと、基地!避難できる場所」 )

 

 

日常の中に、

素敵な事、美しい事、面白いな〜と思う事

たくさんあります。

 

それは、それを作った人の意図した事かもしれないし

まったくそんな事考えずに出来ている事かもしれません。

 

何事にも表裏があります。

どっちを見るかで評価が変わります。

 

でも、どっちを見るかは

自分で選べるし、、、、

いや、それよりも前に

どんなものを見たいかで

見えるものが変わります。

 

自分の気持ちの状態でも

それが変わってしまいます。

 

気持ちは、、、大切です。

ただ、感情とは別の客観的な視点を持っている事も

大切です。

 

うちの娘がよく使うんですが

「ウザっ」とか

「ムリっ」とか

「関係ない」とか

いう短い単語で切り捨てます(笑)

 

余計な事に関わらないという意味では

いいのかもしれないけど

その状況を理解する以前に切り捨てていては

身も蓋もありません。

 

 

でも今の世の中、なんだかギスギスしてるから

気持ちの余裕がないんでしょうね。

スマホで簡単に自分の世界にもぐりこんでしまえるし。

 

逃げ込める場所がある事は大切です。

ただできれば

それは、実際に存在する場所だったり

人だったりするといいですね。

 

 

家は・・・

 

逃げ込める場所でありたいです。

 

 

 

あなたは強い人ですか?

 

私は・・・強くはないです。

はっきり言えば、弱いです。

 

弱いから、家の中では癒されたです。

 

 

 

弱い家を考えています。

 

(構造の事ではありませんよ)

 

 

----------------

JUGEMテーマ:住宅

----------------

 

家の話しをしませんか?

 

↓↓↓↓


read more...

良い家として感じる事(4)

2019.10.20.Sun.16:02, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

 

 

「良い家として感じる事」と題して

 

「いい家だな」と思える・・・

「これが本質的な事じゃないか」と

自分自身が納得できるようになった事を

お話ししています。

 

(1)「光の反射」

http://pluslife.s-coco.net/?eid=71

 

(2)「好き過ぎる」

http://pluslife.s-coco.net/?eid=72

 

(3)「湿度」

http://pluslife.s-coco.net/?eid=74

 

今回は

 

「いい家具」

 

 

 

 

いい家具があると

その場が良くなるんです。

 

 

いい家具とは”高い家具”というわけではないんですが

 

手作りの物だったり

オーダー物だったり

ビンテージ物だったり

 

そこそこの金額はしています。

 

そこそこっていうのも巾が広いですけどね。

 

そして

値段に関係なく

もちろん

 

「これがすごく気にいって!」

 

という物です。

 

 

家具というのは、常に人が触れるものですし

目の前に存在するものですよね。

 

材質だっていいものだし

緻密なディティールがあって

密度感があります。

 

 

家というのは、ものすごく高い割には

高価な材料は使えないし、

緻密なディティールを考えても予算に合わなくなるし

 

それほど密度はありません。

 

いい家具は、家の足らない部分を補ってくれるものです。

 

また、家具ではなくても

いい器だったり

いい絵だったり

 

「これがすごく気にいって・・」という本物なら

 

それも”場を作る”事ができるし

 

手にするたび・・

見るたび・・

 

気持ちを満たしてくれるものです。

 

当然それらも

家を補ってくれるものです。

 

 

家具でも 器でも 絵でも・・・

 

そういう『家を補ってくれるもの』があると

 

いい家だな〜 と思えるのです。

 

 

****

 

マンションリノベーション Kinoco

の施主nさんは、木の家具が好きで

シェーカーの椅子や オーダーのテーブルと椅子

を持っています。

 

シェーカーの椅子 はその存在で

場を作れます。

 

nさんのオーダーテーブルと椅子は

独特なもので、それもまた雰囲気を作り出すものです。

 

でもリノベーション前は

それが置かれる場所が定まりませんでした。

それどころか導線のじゃまになってもいました。

 

リノベーション後は位置が定まり

とても気持ち良さそうにそこにあるように

見えてきます。

 

マンションリノベーション Kinoco

 

 

 

 

****

 

 

 

【お知らせ】

 

家づくりの相談会 お茶会@新宿

 

11月の予定は決まり次第お伝えします。

 

家の事をお悩みならぜひ参加してください。

ご希望の方には杉板のサンプルも差し上げます。

 

 

予定日に関わらずご相談あれば

ご連絡ください。

対応いたします。

 

 

 

いっしょに考えればきっと、

家の事でぐるぐる悩んでるのを

止められると思います!

 

**

 

みなさん「相談してよかった!」と言われます。

 

みなさんの感想です。

ご利用になった方の声

 

 

 

****

JUGEMテーマ:住宅

良い家として感じる事(3)

2019.10.18.Fri.19:03, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

 

 

「良い家として感じる事」と題して

 

「いい家だな」と思える・・・

「これが本質的な事じゃないか」と

自分自身が納得できるようになった事を

お話ししています。

 

(1)「光の反射」↓

http://pluslife.s-coco.net/? eid=71

 

(2)「好き過ぎる」↓

http://pluslife.s-coco.net/? eid=72

 

今回は

 

「湿度」

 

 

 

これは「光の反射」ともだぶるのですが

材料の質の話しでもあります。

 

 

私は建材のショールがちょっと苦手で

そこに行くとすこし息苦しくて

ドキドキするような感覚があります。

 

 

床材からキッチンや洗面、ユニットバスまで

全て工業製品の材料でできていて

 

呼吸をしない材料でできていて

 

ショールームの全てがそうだから

湿気の行き場がなく

 

(人は熱と湿度の発散体です)

 

全館空調で排出されています。

 

そうすると乾燥しすぎているわけです。

 

人が多すぎると空調での排出が間に合わず

「むっ」とします。

 

乾燥しすぎるのも「むっ」とするのも

どちらも気持ちが良くない。

 

 

それで

家を建てようとする人は

ほとんどショールームに来たり

カタログみたりして

使う材料や機器を決めますが

 

そうすると

ショールームと同じように

湿度を調整する事ができない家が

できあがるわけです。

 

 

湿度というのは、

暖かさや寒さの感覚に影響します。

 

同じ温度でも

湿度が低いと涼しく感じます。

湿度が高いと暑く感じます。

 

 

部屋で扇風機をつけるのは

直接風があたる事で

涼しさを感じるという事もあるけれど

 

部屋に溜まってる湿気を飛ばす事により

部屋の湿度を下げ

それにより暑さを和らげる

という目的でもあります。

 

 

自然素材を使うほうがいい

 

いろんなところで言われるています。

 

 

ご存知だと思いますが

建材から発散される化学物質により

人の健康に害を与える事が問題になり

 

(シックハウス といいますが)

 

その対比として 自然素材がいい と

言われています。

 

化学物質が無いという良さはあるんですが

それと同時に

 

 

湿気を吸い、部屋の中の調湿をする

という効果があるのが

自然素材を使う良さなのです。

 

 

 

無垢の木や畳を床に使い、

壁に土壁やしっくい・珪藻土などの塗り壁にし

天井にも木や左官材を使うと

 

たくさん調湿できるから

部屋の中の湿度が年間を通して安定します。

 

真冬や真夏を別にしても

昔の家に心地良さを感じるのは

そうゆう理由もあるのです。

 

 

家の中の材料全てを自然素材にできれば

それは最高なのだけど

 

それはそれで工事費も高くなってしまう現在

 

床だけは無垢の木を使いたいのは

それだけでもけっこう調湿をするからです。

 

 

部屋の空気感が変わり

落ち着ける感じになるからなのです。

 

 

ミニ建材ショールームみたいない現在のマンションでも

床を無垢の木に変えると

本当に気持ち良い部屋に変わります。

 

古〜いマンションはそうでもないけど

少なくても10年〜20年くらいのマンションは

隙間も少なく気密性が高いので

 

建材だけででき調湿できないというのは

実は結構苛酷な環境に住んでいる事になります。

 

 

マンションリノベーションした Kinoco は

日当たりも風通しもよい部屋なので

まあ部屋の環境として悪くなかったのですが

 

床を全面 杉板 に変えました。

(家の中全部を作りかえましたけどね)

 

Kinoco キノコ

 

無垢の杉板にした事で

湿度の高くなる梅雨も夏も

足うらがベトベトしません。

さらっとしてます。

 

部屋の中の湿度をある程度吸い込んではいますが

肌がさわった瞬間

肌の表面のわずかな湿気を吸うからなのでしょう。

 

家の心地良さにはいろんな理由がありますが

Kinoco の心地良さを作っている一つに

杉板があるのは確かです。

 

 

では

 

床が建材のフローリングで

壁天井が珪藻土だったとします。

 

確かに調湿はするはずです。

だけど・・・

 

全部建材の部屋よりはましだけど

なんかイマイチなんですよね。

 

不思議なんだけど

まず床を無垢の木にするほうが

効果が高いのです。

 

人が心地良さを感じる効果が。。

 

 

 

あなたの家に湿度計はありますか?

 

単体じゃなくても

温度計と湿度計がいっしょになっていたりします。

 

暑いな〜

涼しいな〜

 

と感じる時

ぜひ湿度を気にして見てください。

良い家として感じる事(2)

2019.10.04.Fri.20:11, auther: shida
category: 良い家と感じる要素, comments(0), -

( 築3年でリノベーション:中板橋の家 )

 

 

「いい家だな」と思える・・・

「これが本質的な事じゃないか」と

私自身が納得できるようになった事を

お話ししています。

 

前回は「光の反射」でした↓

http://pluslife.s-coco.net/? eid=71

 

 

 

今回は「好き過ぎる」

 

なんの事かわからないですよね。

 

 

要は

あなたが「これが大好き」とか

「これに萌える」とか

本当に”好き”がある家は

生き生きとしているという事です。

 

 

家づくりをする時どうしても

「相手のために」とか

「家族のために」とか

「子供のために」とか

 

何か”誰かのため”という事を考えてしまいます。

それは決して悪い事ではありません。

 

自分以外の誰かがいっしょに暮らすなら

自分だけでの世界を作るわけにはいきませんから。

 

どちらかが折れて、妥協する事も出てくるでしょう。

そういう事って必要です。

 

家づくりの段階で、全て自分の我を通そうとすれば

絶対にケンカになります。

 

家を作るまたはリフォームするとなった時

だれにも、実現したかった事とか

こんな家だったらいいな、と漠然とでも夢みてた事

とかあります。

 

それをはなから否定されたり

ひとつも実現しなければ

それからずっ〜とその家に住み、暮らす事は

楽しいでしょうか?

 

心からは楽しくないでしょう。

「なんであの時我慢しちゃったんだろう?」と後悔します。

 

何か不具合があったり、

「こうじゃなかった」と思う事あっても

「私のせいじゃないから」と責任を持ち出し

相手を責める事になるかもしれません。

 

 

そんなの、苦しいですよね。

せっかくの家なのに。。

 

 

でも、

「これが好きだ!」という事が一つでも実現したら

そこに自分の拠り所ができます。

 

そうしたら、

実現したその場所に居たり

実現した物を触ったり、使ったりした時

 

幸せだと思うだろうし、

毎日うれしい気持ちになれます。

 

 

ただし、

条件があります。

 

 

実現する事がたった一つかもしれなくても

本当に、自分で「それでいい」と

納得した上で決める

という事です。

 

 

相手とよく話し合う事が必要です。

相手の「したい事(欲しいもの)」を認めて実現する

事も必要です。

 

相手を尊重し、お互い納得して譲り合う。

それができるから、

 

実現しなかった事も

ひとつしか実現しない事も、

納得できるのです。

 

”自分が”決めた事です。

 

 

後になって

「本当はこんな家にしたくなかったんだ」

なんていう愚痴は

自分が決めてない事になります。

 

自分の気持ちも話し、相手の気持ちも聞き

納得して決めたなら、

「私の好き」がたった一つしか実現しなかったとしても

腹が座ると思います。

 

「ここは私の家だ」と。


 

納得してるから、

迷いがないから

そして

「好きなもの」があってうれしいから

 

家にもちゃんと重心ができるんだと思います。

 

浮ついてない、重心のある家・・・

それは「いい家」です。

 

 

だから「好き過ぎる」もの(事)(場)を

ひとつでもいいから実現、しましょう。

 

 

 

(つづく)

 

========

JUGEMテーマ:住宅

========

 

 

ブログに「好き過ぎる」の実例を書きました。

 

かわいい〜合板